ふしぎブログ

ウーン ムニャムニャ

発達障害のうらしまたろう

発達障害のうらしまたろう

発達障害と一口に言っても色んなタイプがいると思うんですけど、自分の経験をもとに書いてみました。


ある日、うらしまたろうは、浜辺で子供たちが、かめをいじめているのを見ました…。

たろう「わー。どうしよう……助けようかな? 警察を呼ぼうかな? あわわ…」

うらしまたろうは、警察を呼ぼうとしましたが、パニックになっていたので、番号を忘れました。

たろう「とりあえずGoogleで検索……。よし、これだな、かけてみよう…」

しかしながら、うらしまたろうは、警察もすぐに来ないだろうし、面倒になって、突然Googleで番号を検索するのをやめました。

たろう「かめをいじめるのはやめなよっ」

たろうは、さっきまでアレコレ悩んでいたのに、特に何も考えずに、子供たちのなかに割って入っていきました。
子供たちはかめをいじめるのをやめました。

子供たち「あ、はい…。それにしても、お洒落ですね」

意外なことに服のセンスが良いたろうは、子供たちに褒められました。

たろう「ユニクロで買ったんだ」
子供たち「おしゃれー」

子供たちは、うらしまのファッションセンスを褒めて、浜辺を後にしました。

たろう「ああ、怖かった。かめさん、調子はどうだい?」

助けてもらったかめは、言いました。

かめ「君、竜宮城に来てみないかい? さっき助けてもらったお礼なんだ」

たろうは言いました。

たろう「うーん、でも心配だな……。いや、でも、まあ、試しに行ってみよう!」

たろうは好奇心が人一倍強いので、よくわからないけれど、かめについていくことにしました。

たろう「あっ、でも。ちょっと待って、スマホ忘れたっ」
かめ「確認しとけよ……」

かめはたろうのために、いったん浜辺に戻りました。

たろう「ごめんごめん……」
かめ「しっかりしろよな」
たろう「あっ、今度は財布を忘れた」

かめはたろうのために、いったん浜辺に戻りました。

たろう「ごめん、ごめん」
かめ「しっかりしろよ~」

かめに乗せられて、うらしまはりゅうぐうじょうに着きました。

たろう「おおっ、これが竜宮城か……」
かめ「そうだよ。タイヤヒラメの舞い踊りも見ていきなよ」
たろう「なるほど。これは、中国の神仙思想に基づくのかな?」

意外なことに、子供の頃から思想に興味があったうらしまは、それが神仙思想に基づくものだということを言い当てました。

かめ「なんてするどいんだ……恐ろしいよ……」

かめは先程までのうらしまの無能ぶりを見ていたので、若干驚きました。

たろう「あっ。トイレに行きたい。すいません、トイレはどこですか?」
かめ「ほら、あのヒラメのそばにある、小さな入り口だよ。その先を右に曲がるとあるよ」
たろう「わかりました! ありがとうございます」

たろうは、入り口に入ってから、左右に分かれた道を見て、考え込みました。

たろう「えーと、ヒラメの目ってどっち側についてるんだっけ。カレイとどう見分けるんだっけ。カレイが左だっけか。うーん。……あれ? トイレって右って言われたっけ、左って言われたっけ????」

たろうは戻って確認したほうが良いと思いつつ、自分の直感を信じて、左の道に行きました。たろうは、簡単な道でしたが、迷いました。

たろう「困ったな、、、」

たろうは迷いに迷ったあげく、無事トイレに辿り着き、かめの元に戻りました。

たろう「ふう、迷いに迷っちゃいましたよ」
かめ「あんな簡単な道で、どうして……」

たろうはタイやヒラメの舞い踊りを見つつ、ぼーっとしていました。

たろう「うーん、眠い。そろそろ家に帰ろうかな……。」
かめ「よし、わかった。おいらが浜辺まで送って行ってやるッ」
たろう「えー。そんなそんな良いですよ、帰り道ぐらいひとりで行けますって!」
かめ「さっきトイレで迷ってたくせに……」

たろうはふたたび、ボーっとしていました。
たろうの元に、うつくしい乙姫さまがきて言いました。

乙姫「村に帰って困ったことがあったらこの玉手箱をあけなさい」
たろう「はっ。ぼーっとしていた。すいませんもう一度お願いします」
乙姫「村に帰って困ったことがあったらこの玉手箱をあけなさい」
たろう「わかりましたー」

たろうは玉手箱を受け取りました。

村に帰ったうらしまたろうは、さっそく家に帰ろうとしました。
たろう「最近この村に来てなかったから、道を忘れてしまった……」
たろうはふたたび道に迷いました。

たろう「もう、道に迷って、ここがどこなのかわからない。とりあえず、まあ、タクシー呼ぶか」

うらしまたろうは、困ったときのタクシーを呼びました。
タクシーが来ました。
たろうはタクシーに乗って、家に帰りました。

家に帰ると、家はすっかり荒廃していました。

たろう「どうしたものか……。そうだ。こんなときこそ、玉手箱をつかおうっ」

たろうは、玉手箱を開けることにしました。しかし、玉手箱が見つかりません。

たろう「しまった! 玉手箱をタクシーのなかに忘れた!」

ガーン……。

 

おしまい(._.)

 

 

 

 

 

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本

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浦島太郎

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